ハチミツのひみつ－クインビーガーデン

意外と知らない！ミツバチの「ハチミツづくり」

ミツバチがどのようにハチミツをつくっているかご存知ですか？まずミツバチが花の蜜を集めて巣に持ち帰り、その過程でミツバチの唾液が混ざります。唾液に含まれる酵素が、花の蜜の主成分である「ショ糖」を「ブドウ糖」と「果糖」に分解。巣の中で空気に触れ、水分が蒸発することで濃縮された状態に変化をします。こうして、とろりと甘いハチミツができあがるのです。

すぐにエネルギーに変わる「ブドウ糖」と「果糖」

ハチミツの主成分である「ブドウ糖」と「果糖」は、体内でこれ以上分解することができないほど構造が単純な糖類。胃腸に負担をかけず、すぐにエネルギーに変わるのが特長です。

自然界に最も多く存在する糖です。ご飯やパンなどに含まれるでんぷんもブドウ糖で構成されています。

糖の中でも特に甘みが強いのが特長です。フルーツなどに多く含まれています。

身体にうれしい栄養素の宝庫

ハチミツの大部分を占めているのが糖質と水分です。注目したいのは、それ以外にビタミン（ビタミンB群、ビタミンC、葉酸など）、ミネラル（カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウムなど）、アミノ酸、有機酸、酵素をはじめ身体にうれしい栄養素がたっぷり含まれていること。たくさんの天然成分をバランス良く摂ることができるのはハチミツならではの特長です。

資料協力：クインビーガーデン

砂糖よりも甘くて、低カロリー

砂糖とハチミツ。同じ甘味料ですが、その違いをご存知ですか？じつは100gあたりのカロリーを比較すると、ハチミツは294kcal、砂糖（上白糖）は384kcalとハチミツのほうが低カロリー。またハチミツは砂糖の1/3の量で同じ甘さを引き出すことができるのです。さらに、精製されて不純物を取り除かれた砂糖よりハチミツはたくさんの栄養価を含んでいます。あなたなら、どちらを使いますか？

脳を活性化させて、集中力アップ！

疲れた時、甘いものがほしくなった経験はありませんか？これは脳がブドウ糖をほしがっているサイン。じつは脳を働かせるエネルギー源となるのは、ブドウ糖だけです。ダイエットなどで炭水化物を摂らないでいるとブドウ糖が不足し、ボーっと集中力が欠けた状態に。ブドウ糖を含むハチミツは、脳の栄養源となる食品です。勉強や仕事の前に食べると集中力がアップします。

疲れた身体にすばやく栄養を補給

暑い日の外出やスポーツによる疲労回復にもハチミツが有効です。ブドウ糖と果糖を主原料とするハチミツは、短時間で体内に吸収されてるため、胃腸に負担をかけず栄養分に変わります。おすすめは「ハチミツレモン漬け」。レモンのクエン酸は、糖分を代謝してエネルギーに変え、疲労物質である乳酸を分解して蓄積を防ぎます。夏はハチミツとクエン酸の相乗効果で暑さを乗りきりましょう。

身体の中からも、外からもキレイをサポート

ハチミツに含まれる「グルコン酸」は、腸内のビフィズス菌を増やす力を持っています。ビフィズス菌が増えると悪玉菌を抑制して腸内環境が整い、便秘改善や肌荒れ予防にも効果的です。また最近は、ハチミツを使ったハンドクリームや化粧水なども登場するように。その天然の浸透力や保湿力は、美容分野でも大きく注目されています。ハチミツで内側からも外側からもキレイを目指しましょう。

キレイを目指すなら、朝食にハチミツを

「朝食抜き」は、キレイの大敵。昼食や夕食で食べ過ぎて、体重や体脂肪を増やす原因になってしまいます。また活力の低下だけでなく、身体がエネルギーを節約しようと脂肪の合成を促進するため、痩せにくい体質に。健康美を目指す人ほど、朝食は食べるのが正解です。短時間でエネルギーに変わる「ブドウ糖」「果糖」を含むハチミツは朝食にぴったり。朝から元気にスタートできます。

身体の中からも、外からもキレイをサポート

朝はパンやおにぎりだけより、タンパク質やカルシウムなどを含む乳製品や、ビタミン・食物繊維などを含む果物を取り入れてバランスのよい食事を目指しましょう。ハチミツを使った簡単で栄養たっぷりの朝食レシピをご紹介します。