ローヤルゼリーの量産が可能となった人工王台システムとは

約6年の歳月をかけた世界初の技術。人工王台システム

約6年の歳月をかけた世界初の技術。人工王台システム人工王台システムの研究開発は、1953年に始まりました。 それまで日本には産業化を目的としたローヤルゼリーのシステムはなく、自然界ではひとつの巣箱から、わずか3gしか採取できませんでした。 松田は静岡県清水市、北海道大樹町において、当時日本が世界に誇るプラスチック加工技術を応用し、人工的に女王蜂の幼虫の部屋である王台を作り上げ、商業量産化に成功しました。

ミツバチを愛し、人間との共生に負担をかけない生産方式を目指して。

ミツバチを愛し、人間との共生に負担をかけない生産方式を目指して。松田はミツバチをこよなく愛し、ミツバチの健康管理には特に気をつけていました。
採取の技能や原料の花粉だけでなく、ローヤルゼリーを作る前にミツバチを十分に休ませることや、適地適養蜂で生産することを徹底し、病気に強く生産効率の高い蜂を育てることにこだわったのです。
さらに、この技術を養蜂家たちにしっかりと指導し、常に、天然・自然に限りなく近い、最高のローヤルゼリーの生産をモットーとしていました。

自然に近いローヤルゼリーの秘めた力をそのままに

鮮度が落ちやすいローヤルゼリーが持つ力を最大限発揮するには、新鮮で自然に近い状態のまま人々に届けることが最も重要でした。
松田はローヤルゼリーの品質を守るため、採取後3時間以内にマイナス15度以下まで冷凍し真空凍結乾燥させることで、コールドチェーン(低温流通体系)を確立させました。これによりローヤルゼリーの本来の力を失うことなく製品化することに成功したのです。